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和泊町(沖永良部島)「地域活性化起業人」派遣に関する協定締結

*写真左から
前登志郎町長、新海優社長

鹿児島県和泊町(町長:前 登志朗)と株式会社ミライネクト(本社:名古屋市、代表取締役社長:新海 優)は、総務省の地域活性化起業人制度(企業人材派遣制度)を活用し、「和泊町地域活性化起業人に関する基本協定書」を令和5年2月28日(火)に締結しました。

本協定に基づき、ミライネクトは令和5年4月より「地域活性化起業人」として社員1名を和泊町に派遣します。派遣社員は、和泊町に移住し、専門的知識を活かし、脱炭素施策に関する課題解決及び活性化推進のための業務に従事します。

協定内容

派遣期間

令和5年4月1日から2年

派遣期間中の業務

1. 脱炭素施策の実施支援(再エネ・省エネ・蓄電池・PPA・EV等)
2. 脱炭素施策に関する情報発信を目的としたホームページの作成・管理
3. 脱炭素施策に関し地域住民の理解促進及び意識啓発に向けた資料作成
4. 脱炭素に関する国・県の補助金等を活用した施策の企画立案及び実施
5. ゼロカーボンシティの実現に向けた専門的助言

和泊町 概要

沖永良部島は、古くは琉球国に属し(1266年~1609年)現在でも沖縄との交流は深く、生活文化面には琉球文化が色濃く残っています。
琉球服属は340年続き、1609年薩摩の琉球支配に伴い、本島は薩摩藩の直属領になりました。薩摩直属は1871年の廃藩置県まで260年間続きました。
薩摩の国父・島津久光公の怒りに触れた西郷隆盛翁は1年7ヶ月牢生活を送られ、その間、若者に学問を教え、更には「敬天愛人」の思想を確立した地として知られています。翁の教えが島の教育、文化に大きな影響を与え、祖先を敬い、勤労を尊び、明るく豊かな心を育み、花を愛で育てる風土が先人たちから受け継がれています。
1908年(明治41年)4月、島しょ町村制が実施され、本島は和泊村と知名村に区分、1941年(昭和16年)5月1日、和泊村に町制が施行され和泊町になりました。
その後、第2次世界大戦が勃発し、1945年敗戦により1946年1月28日祖国から分離され、1953年(昭和28年)12月25日祖国復帰するまでの8年間、軍政下にありました。
『活力と潤いと魅力あふれる花の町』和泊町は、花卉園芸を中心に生産性の高い農業に取り組むとともに、恵まれた地域資源を活用したタラソテラピー施設を整備し、『心と体と癒しの島』づくりにも取り組んでおります。
そして『敬天愛人』の理念で培われた町民性は、人情味あふれる町としても知られています。
人づくり・土づくり・健康づくり・花づくりの町民4大運動を合言葉に更なる発展を目指しています。

人口:6,297人(令和5年2月1日現在の人口数)
面積:40.37 km²

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